ようこそ!お越し下さいました!千葉音楽療法をしている古市です。

2012年07月18日

作業は、できるようになるために、行うのです

こんにちは。千葉の音楽療法臨床家 古市です。

みんなで一緒に作業をする時。
あなたは、どんな風にしていますか。

1.自分がやって、相手は見ている
2.自分が指示し、相手がやっている
3.自分は、みているだけ
4.みんなで一緒にやっている

■出来るようになってもらおう

先日あった、七夕。
折り紙で作った飾りを、笹に飾るとします。
こういう時、どうしていますか。

切った折り紙を、糊でつける作業。

全部自分が行う。
出来そうな部分だけ、やってもらう。

ここまでは、よくあるパターンです。

たとえばです。

◇あなたが糊を貼るので、相手に見ていてもらう。

 こうすれば、参加に乗り気ではない方々も、
 「いいよ」と言ってくれるかもしれません。

次に、
◇あなたが糊を貼るので、紙を、おさえていてもらう。

 糊を貼るのが、メインの仕事なので、
 おさえているのは、お手伝い係です。
 それならば、自分が主体的ではないので、
 気持ちの負担も軽い。
 作業も、「できるかな」と思えるかもしれません。

次に、
◇あなたが、紙をおさえる係になり、
 糊をくっつけてもらう。

 そのままでは、「できない」「いやだ」となるかもしれません。

 ですが、「ちょっと、用事がある」と、その席を離れたり、
 その間、他の近くにいる人に、
 あなたの紙をおさえる係を、変わってもらったりします。

 今まで携わった人には、「教えてあげて」。

 新たに加わった人には、「○○さんが、教えてくれるよ」
 などと、ちょっとした場をつくります。

働く側の私たちが、場をつくらなければ、
いつまでも同じ状況が続くのです。

それを、変えていくのが、働く人の役割ではありませんか。

posted by 古市美也子 at 06:00| 千葉 | Comment(0) | ☆みんなでやるんだ(音楽療法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月14日

話す機会は、働く側の関わりで生まれる

こんにちは。千葉の音楽療法臨床家 古市です。

あなたが、魚屋さんで買い物をしている時。

なんだか、見たことがないお魚がいます。

食べたらおいしいのかな。
どうやって食べるのかな。
魚屋さんで、さばいてくれるのかしら。

食べてみようか、どうしようか考えています。

そんな時、あなたはどうしますか?

1.魚屋さんに、質問する
2.近くにいる、お客さんに聞いてみる
3.誰にも話しかけず、自分でさばいてみる

どうしますか?

■お客さんが、お話しする相手は?

セラピストの注目の一つとして、
集団がどのように進むかというものがあります。
いつも見ています。

意識しないと、分からないけれど、分かればできると思います。

例えば、美容院や、化粧品屋さん。

一概には、言えないけれど、お店屋さんとあなたの一対一の関係。
最近は、特にそのようなお店を、見かけるようになってきた気がします。

スポーツジムでも、誰とも合わずに、
鍛えることができるなんてうたい文句を、見ました。

そういったことが、サービスという認識もありますね。

ですが、その反対に。

あなたが、旅行をしているとします。
みんなで、魚市場に行きました。

初めての土地。
見たことのない、お魚。
「おいしいよぉ〜」と、掛け声。

どどっと、現地のお客さんが押し寄せています。
そんな様子を目にしたら。

「なんて、お魚なんですか?」
「おいしいの?」
「今が、旬ですか?」

なんて、周りの人に、聞いてみるでしょう?

すると、
「これ、上手いんだよ」
「今、とれたてだよ」
なんて、お店の人が言ったり。

「毎日は、売ってないのよ。火曜日は、特別なの」
「今日ここにいるなんて、あなた、ラッキーよ」
とか、お客さんも教えてくれたりして。

あなたが話すと、お店の人もお客さんも関係なく、
教えてくれるでしょう。

そして、あなたは特別に思わず。

「そうなんだぁ」
と、受け取るでしょう。

でも、近所のスーパーだったら、どうですか。
「おせっかいね」
「うるさいわね」
と、思うかもしれません。

■お話しする機会は、働く側が作る

私たちセラピストは、みんなが一つの輪になるために、存在しています。

ですから、旅行先の魚屋さんのように。

例えば、
「先生、これはどこを叩くんですか?」
と聞かれた時、
「ここを叩くんですよ」
と、答えていると、他の人が教えてあげる機会を奪います。

ですから、
「どこを、叩くんでしょうねぇ」
と、隣の人も仲間に入れていきます。

そのように聞かれた、隣の人は、
「ここじゃないですか?」など、答えてくれます。

セラピストが、
「ほら、ここだそうですよ」
と、聞かれた相手に戻します。

そのうちに、お互いに話しかけ、答えることが生まれるように、
セラピストが抜けていくのです。

これは、自然に起こるのを待っていては、起きないのです。
ですから、このような、働く側の私たちの関わりが、必要となります。

      ♪      ♪      ♪

旅行から帰って、思い出すのは。
旅先で受けた親切。
お魚の食べ方を、教えてくれたこと。
地元の見ず知らずの方と、お話しできたことではありませんか。



posted by 古市美也子 at 10:00| 千葉 ☁| Comment(0) | ☆みんなでやるんだ(音楽療法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月13日

息があうと

こんにちは。千葉の音楽療法臨床家 古市です。

吸った息の質で、出る音が決まる。

と言います。

ですから、やわらかい音を出そうとするなら、
やわらかく息を吸う。

出す瞬間に、音が決まるのではなく、
吸う時に、音の種類が決まるのです。

■息が合う

いちいち
「あ、あの人息を吸った。わたしも吸おう」
なんて、思わなくても。

みんな、同じところで息を吸って。
みんな、同じところで息を吐く。

不思議ですねぇ。

最初は、
バラバラになることもあります。

ですが、続けていくうちに、もっと合うようになります。

日常生活でも、
「呼吸を合わせて」
「息が合う」
と、言われます。

歌では、歌自身がみんなの息を揃えてくれます。

その呼吸は、徐々に深くなる。

もっと、出来るようになってくると、
集中がおきます。

身を乗り出して、合わせようとするようになります。

そして、合うと。

作品となって、自分に返ってきます。

そこまでくると、お互いに合わせようとする関係が、
生まれてくる。

私はこのように、思っています。



posted by 古市美也子 at 06:00| 千葉 ☁| Comment(0) | ☆みんなでやるんだ(音楽療法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月27日

一人でやるのは、嫌だけど

こんにちは。千葉の音楽療法臨床家 古市です。

みんなの中に、座っているあなた。
いきなり、指名をされたらどうしますか?

はい!と、喜んで引き受ける。
え〜?と、周りを見回す。

どちらでしょう。

■なんで私がやらなきゃならないの

なんて、思う方は、受け身の方です。
みんなの中に、隠れているから安心。

それは、一つの大事な要素では、あります。

ですが、いつまでも隠れていて、「やらされている」なんて、
思っていたら、自力は、発揮できないかもしれません。

自力が発揮できないと、その人自身の身体を
しっかり使うことまでには、到達しないかもしれません。

自分がやるのは、いやだ。
みんなの注目を集めるのは、いやだ。

ここに隠れている気持ちには、どんなものがありますか?

安心して、いられる環境ではないかもしれません。

たとえば、

あの人、下手ね
引き受けるなんて、でしゃばり

そんな陰口が、横行している集団では、
安心できませんね。

こんな状態は、徐々に崩していかなければなりません。

いつまでも続く受け身。
打破しましょう。

受け身でいると、たとえば言葉。

言っていることを、聞いてはいない。
聞いてはいるけど、理解はしていない。
実際に、自分が行うことになったとすると、
何を行うのかが、分からない。

言葉一つだけでも、こんな状態が生まれていることと思います。

ですが、自分が引き受けるとなれば、

言っていることを、聞きとろうとする。
自分が、何をやるのか、聞く。
自分が、何が分かっていて、分からないのかを、
言葉に出して、周りに聞く。
自分がこれから行うことを、確認のために、聞く。

ざっとですが、こんなことが起こります。

言葉を聞きとる力。
言葉を理解する力。
言葉から、自分の動作に変換する力。

そんな力が、使われることになります。

■一人じゃ、やだよぉ

そんな時は、一人にしなければいいのです。
一人じゃいやでも、あなたも一緒なら、やってみようか。
仲間がいるなら、やってみようか。

そんな風に、気が楽になる。

ですから、誰か一緒にやってくれる人がいると、
みんなの中で、注目が集まっても、できるかもしれません。



posted by 古市美也子 at 06:00| 千葉 ☀| Comment(0) | ☆みんなでやるんだ(音楽療法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月05日

難易度のあるものにも挑戦しよう

こんにちは。千葉の音楽療法臨床家 古市です

昨日の話の続きです。

昨日は、集団の中で「できない」と思われている方に、まずスポットを当てる話をしました。

そうすると、「できない」ができるに変身していくわけです。

たくさんの「できる」や、何不自由なく身体が動く人を基準に合わせた視点で見ていると、全く刺激が入らずにいたみなさん。ですが、みなさん乗り気になって、少しずつ「できる」が生まれていきます。集団全体の底上げです。

さてさて、そこからはどうしましょう。

■簡単すぎると

算数の苦手な私。

統計の際のルート計算。

もちろん電卓がやってくれるわけなのですが、出た答えがこれで合っているのかどうかさえ分からず、ちょっと自信が持てないわけです。

ですが、おそらく算数どころか数学が得意な人は、問題が出るたびにうれしいでしょう。
そして、問題が難しい程、喜んだり、やりがいを感じたりするでしょう。
問題が簡単ならば、「なあんだ、こんなの」と、物足りないことでしょう。

そして、物足りない時間が長く続くと・・・

「つまらない」
飽き飽きする。

というわけです。

■満足するんだぞ!

ただ、つまらないなぁと思っているだけならいいわけです。

つまらない時間をずっと過ごしている。
物足りない気持ちをずっと持っている。

ということは、「もっとやりたい!」という気持ちを抱えているわけです。

レベルが違う人が集まる集団の中で、物足りなさを抱えている人がいるわけです。

すると、どうなるか。

例えば、自分を基準にしているので、自分とは違い、身体が動かなかったり、1度の話しで理解しなかったり、下手だったりと移る方々に対し、「馬鹿!」「お前らだめなんだよ!」と直接怒鳴ったり。

また、セラピストがその方々に話しを聞いていると「そんな人たち、相手にしなくていいよ」と言ったり。

言葉と音楽では、音楽の方がずっと表現の幅が広いわけですが、一般の方のコミュニケーション手段の多くは、言葉です。ですから、「言葉」で表現するわけで、自分の気持ちをぶつけていきます。

      ♪      ♪      ♪

「できる」方や、音楽が得意な方、歌うのが好きな方。

こんな方にも、焦点を当てていかなくてはなりません。

次に行うことは、音楽が得意なや、発言が好きな方々に対してスポットを当てます。

その方々のリクエストに対し、答えたり、発言の機会を作ったりします。

提供する音楽も、外国の曲や、クラシック、ジャズやシャンソン、合唱曲等を行います。

この時になると、もう集団の底上げはできているので、ある程度全員が活動に参加することができる状態となっています。そこで、少し難度の高いものを行うわけです。

ですが、いくら得意といっても、実際は、あまり上手ではなかったり、あまりできていなかったりもします。
それでも、ご本人は得意に思っていたりもするわけです。
こちらも、実は「できない」だったりするので、これを「できる」に変えていかなければなりません。

こちらも、何度も行うわけです。

満足するまで行うわけですが、得意な人というのは、機会が何度もないと、やはり満足できない。

というわけで、「なんで、いつもあの人ばっかり」という風にスタッフから思われるわけですが、それでも何度も同じ人を指名したり、発言する機会を作ったり、言われたことを、実行したりしていきます。

ここで注意ですが、自分の意見が通るのが分かっていて、わざと、なんでも思い通りにしようとする人もいます。このような方は、発言を通して、自分のやりたいことがやれるように、集団を操作します。

これは、意図が違ってきますので、お断りしたり、他の方の意見を通すようにします。

■自分に合っている!

何をやっているか分からない。
自分にはできない。
と思ったり、それも分からないので、なんだか分からなかった方々が、参加し楽しめるようになりました。

こんなのばかばかしいわ。
こんなの大人がやることじゃない!
と思っていた人も、参加し、楽しめるようになりました。

ここまでくるには、時間が必要です。
みんなで同じ場で楽しんでいる状態です。

これは、自分に対する戒めでもあります。
今は、同じ場でそれぞれが楽しんでいるわけです。
ですから、みんなが一緒に楽しんでいるということとは、違うわけです。
さあて、まだここからすることがあります。

とにかく、根気が必要ですねぇ。

posted by 古市美也子 at 17:00| 千葉 ☀| Comment(0) | ☆みんなでやるんだ(音楽療法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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