ようこそ!お越し下さいました!千葉音楽療法をしている古市です。

2010年09月12日

虫の声を聞くのはどうして?

こんにちは。千葉の音楽療法臨床家 古市です。

夏は蝉がみーんみん。

では、今の季節は何の音が聞こえますか?

★秋の音だけれど・・・

施設の中でも聞こえるかもしれません。
ですが、認識しなければ分からないこともあります。

ですから、その季節に聞こえる音を聞いていただきます。

今時分聞こえるのは、昼間はつくつくぼうし(蝉)。
夜になると、秋の虫。

効果音全集(2)動物・鳥・虫

効果音全集(2)動物・鳥・虫

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2004/08/25
  • メディア: CD



これが、私の使っているCDです。

蝉の声が聞えると、天井を探す方もいます。

そして、コオロギの声が流れると・・・

「いいねぇ!」

あぁ、よかった〜 というのはつかの間・・・

「蝉の声!」
「カエル!」

こんな言葉。あなたなら、どうしますか?

★虫の声を流すのはどうして?

正解、不正解ではないのです。

・ご自分の機能をしっかり使うこと
・季節を感じ取り、味わうこと

このためには、サッと音を流して
ハイ おしまい。

ではありません。

何度もCDをかけたり、長く流します。

長く流していると、スタッフの方には
「長いなぁ〜」
「もう飽きたよ〜」
「あの人飽きてきてるから・・・」

とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、音がしてから理解するまでの時間は、
私たちと同じ速さではないのです。

ですから、私たちが飽きるくらい聞いていただいて、
やっと刺激が到達することが多いです。

他の虫の声と聴き比べていくこともあります。

違いをつかむことで、何か分かることもあるのです。

        ♪        ♪        ♪

時間をかけていくと、

「カエルじゃないや」
とご自身で分かったり、

周りの方と「鈴虫かしら?」など尋ね合ったり。

そして、集中が増していきます。

日常生活において、集中が増す機会。
大変少ないのではないでしょうか。

そうすると
「あぁ、いいねぇ〜」
「秋だねぇ〜」
「こんなにきれいに鳴くんだねぇ」

趣を味わっていただくことで、季節の認識ができます。

これを何度も行うことにより、
みなさんの「聞く」が、増していくのです。

じっくり行うことで、しっかりできるようになるのです。

みなさんの力。
ちょっと、眠っていただけなのです。
posted by 古市美也子 at 06:00| 千葉 ☁| Comment(0) | ☆私たちの素晴らしい力(音楽療法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月06日

何度も繰り返すのはどうして?

こんにちは。千葉の音楽療法臨床家 古市です。

例えば、ファンなのでよくコンサートに行くとします。

曲が、毎回違いますか?
それとも、同じですか?

言ってることや、曲が同じだったら。

「なんだぁ、同じじゃん。さぼってる〜」
「もう飽きたよ。なまけてんなぁ」

なんて思いますか?

★飽きる?

セッションでは、1度のセッションで同じ曲を何度も行います。

みなさんが

「もう1回やりたい!」

という場合もあります。

ですが、そうでなくても何度も行います。

「もう1回やりましょうか」

なんて言わずに、何度もやることがあります。

      ♪      ♪      ♪

・その曲の持っている力を十分に発揮できるようになるまで行う。

そのためには、
「今やっているんだ」
ということが分からなくてはなりません。

気づくことから始めます。

見えたり・聞こえたり

あれ?何かやってるみたい

あぁ、歌ってるんだ

私知ってる

口ずさもう

声を出そう

乗って歌おう

というわけです。

聴覚・視覚が働いたり、頭の中で考えたり

手足や口を動かしたり

と、今度は自分の力を使って外に出すのです。

私たちは、普段スムーズに行っていますね。
ですから、当たり前に思っているかもしれません。

音楽療法セッションに接していると、
「歌う」ということが
どれほど大変なことなのかということを目にします。

「あれ?何かやってるな」

なんてところで終わってしまったら、
ご自分の機能を使うところまで到達しないわけです。

ですから、時間をかけ、何度も同じ曲を繰り返すのです。
posted by 古市美也子 at 07:43| 千葉 ☀| Comment(0) | ☆私たちの素晴らしい力(音楽療法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月09日

できなくたっていいじゃん

こんにちは。千葉の音楽療法臨床家 古市です。

みなさんが、これからしはじめること。

こんなの簡単だよ〜。できる!

それとも、

できるわけないじゃん!

と、してみようともしない。

どちらでしょうか。

★できる・できない

おそらく、今までの生活の中で身につけたこと
なのではないかと思うのです。

自分には、「できる」と思っている人は、
今までやったことが一度もないことまで、
できると思って取りかかります。

その反対に、「できない」
と思っている人は、
何度もやったことがあるのに、
「できない」と思って、やろうともしません。

そして、
「私には、できないから」

これは、「知っている・知らない」
も同じです。

よ〜く知っていることも、「知らない」
よ〜く分かっていることも、「分からない」

こんな言葉が、それも、すぐ!
出てきます。
即座に出てくるのです。

まだまだあります。

聞えているのに、「聞えない」
見えているのに、「見えない」

こんなこともあります。

「私は、見えないから」
「私は、耳が遠いから」

★やらせちゃえ!

なぜかは、分かりませんが、
日常の中で、「やってみよう」が減ってしまったのだと思います。

それは、
間違っていると恥をかくから
みんなの中で、自分に時間をとらせるのが悪いから
年をとってきた自分は、若い時とは違うから

とにかく、
「分からない」
「知らない」
「聞えない」
「できない」
「見えない」

と言っていれば、無難にすぎると思っている。

一体何が、無難にすぎるのでしょう。

それから、自分で行わず、
「他の人にやらせちゃえ!」

というのもあるようです。

もし、それをまともに受けると・・・

★その結果はなあに?

そんな風に過ごしていると、どんなことが起こるでしょう。

一番顕著なのは、自分の持っている力を使わないことでしょう。

自分の頭を使って、考えない
自分の耳を使わない
自分の目を使わない
集中しない
自分の記憶を、思い起こすのを止める
工夫を全くしない

こんな日常生活。

待っていることは・・・

ご自身の機能の退行です。

他の誰かが困るのではない。
自分の身体の衰えを、自分で早めることになっている。

その場の、安易な怠け心。
積み重なって招く結果。

分からなくたっていいのです。
正解・不正解ではないのです。
上手い・下手ではないのです。
早い・遅いではないのです。
できなくたっていいのです。

大事なのは、重要なのは、あなた自身の機能を使うことなのです。

posted by 古市美也子 at 06:00| 千葉 ☁| Comment(0) | ☆私たちの素晴らしい力(音楽療法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月16日

みんなが考えよう

こんにちは。千葉の音楽療法臨床家 古市です。

音楽療法といいますと・・・

対象者の方は、大抵、
なんらかの病気や障碍と付き合っていたりします。

ですから、音楽療法がおこなわれる場所は、病院や施設。

もちろん、おうちでされたり、
ピアノのレッスン室でされている場合もあります。

セラピストが・・・

なんでも用意する
すべてセラピストのアイディアで行われる
みんなは待っていて、セラピストに言われたことをする
セラピストが演奏するから、みんなは聞いている

こんな印象をお持ちではないでしょうか。

いかがですか?

★アイディアは誰のもの?

今日は、アイディアについてです。

例えば、
「みんなで何をやる?」

これが、難しければ、
「「ああそれなのに」と「富士山」どっちを歌う?」

それとも、
「歌と踊りどっちがいい?」

中身を創っていくこともできますね

例えば、
「この会の名前何にする?」
「どんな風に過ごしたい?」など
既存のメロディーにみなさんの気持ちを載せ、
作詞します。

全部を作詞するのが難しければ、
既存の歌の穴埋めでもできますね。

それから、
「こうやったら、この次どうしようか」
と、踊りを考えることもできますね。

      ♪      ♪      ♪

詞や踊り。
セラピストがアイディアを出さずとも。
みなさんがそれぞれ考えた作品が出来上がります。

セラピストは、ちょっとした助け舟。

行方をしっかり見て、
出なければいけない時だけ出ること。


出しゃばらないことが大切です。

posted by 古市美也子 at 17:00| 千葉 ☁| Comment(0) | ☆私たちの素晴らしい力(音楽療法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月04日

あなたが聞えないのよ

こんにちは。千葉の音楽療法臨床家 古市です。

いい音だなぁ〜

そんな音は、どんな音?
自然に耳を傾ける音。

★フォルテもピアノもあるんだよ

 と 

フォルテとピアノ

音楽の強弱記号です。
小学校の音楽の時間に習ったでしょう。
あなたはご存知ですね。

強く と 弱く

と言われますが、音の大きさはそれだけではありませんね。

大切なのは、美しいフォルテ 美しいピアノ

美しいと、しみ込むように入ってきませんか。

お耳が遠い人ばかりだから、大きな声で。
というわけでもないのです。

★あなたは聞えるのよ!

みなさんに向けて自分の声を伝える時。

1 対 大勢  の関係です。

大勢。この中には、色々な方がいます。

例えば、
耳が遠い。
言葉で意味がすぐ飲み込めない。

こんな方々への言葉。

「どうせ、通じないや」

本当に、気持ちがくじけそうになることがありますねぇ。

ですが、この気持ちがあると、
あさっての方向を見て、話してしまいます。

そして、

あ〜あ。やっぱり通じなかった。

これは、本当によく起こりがちです。

「通じる」という気持ちが、前提にあれば。

どんな風になりますか。

★一度で通じなくてもいいのです

みんなの方を向いて
みんなが聞いているか見て
みんなが聞えているか見て

ですが、なかなか初めから難しいですね。

でも、まず見ましょうよ。

「あなたに言っているんだよ」

★見当違いの答えでも

何かをやる時。
まずは、言葉での説明を行います。

言葉が理解できる方々はいいのですが、
お耳が遠い方や、言葉がすぐに飲み込めない方は、
言葉ですべて理解できなくてもいいのです。

ただ、

あぁ、あの人なんなのかしら。
何か言ってる人がいる。
私が言われてるんだ。

何か言ってる人がいる。
そのことに気づくこと。

これだけでも、いいのです。

顔をあげて。
「いま ここ」の現実の世界に向いた意識。
集中。

これが起こること。
大切です。
      ♪      ♪      ♪

たとえ言葉が

「あなたが言ってること、聞えない!」
「分かりません!」
「何言ってるか、分からない!」

言葉上受け取れば、聞えていない・内容が分からない
⇒セラピストの対応が悪い

に見えますが、本当はそうではありません。

本当に聞えていない場合は、
下を向いたまま。
何か言っている人がいることさえ知らない。
何か言われていることも知らない。
言葉自体が生まれない。

必要なことは、大きな声ではありません。

大切なのは、言葉を発する方の気持ちの中に、
あなたに言っている」があることなのです。

posted by 古市美也子 at 20:07| 千葉 ☀| Comment(0) | ☆私たちの素晴らしい力(音楽療法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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