ようこそ!お越し下さいました!千葉音楽療法をしている古市です。

2012年07月08日

「待てない」のは、どうして?

こんにちは。千葉の音楽療法臨床家 古市です。

さぁ、お昼ご御飯を食べなくちゃ。
今日は、ラーメンが食べたいなぁ。

おっ!並んでる並んでる。

こんな時、あなたは並んで待ちますか?

■待てないですから

「待てない」
これは、よく言われることです。

待てないから、早くして。
待てないから、早くはじめて。

誰かの話を聞いていると、
「そんなことは、いいですから、早くしてください」

全体が待てない。
個人も待てない。

別に忙しいわけでもない。
後がつまっているわけでもない。

なんだと思いますか?

これは、現在の状態を表しています。
ですから、今は「待てない」状態なのです。
ということは、この待てない状態に対して働きかけていくことになります。

■ラーメンが待てないのは、どうしてか?

行列を作っているラーメン屋さん。

並ばないのは、

・時間がないから
・そこまでして、食べたくない
・ラーメンが食べたくない
・おなかがすいてない

並ぶのは、

・ここのラーメンがぜひとも食べたい
・このラーメンを食べに、来た
・このラーメンが美味しいと知っている
・おいしいラーメンが食べたい

というわけで、ここのラーメンを食べるために、時間をとっているわけです。

ですが、もし、あなたが並んでラーメンを食べようとしていたとします。
あなたは、とってもお腹が空いています。

すると、

・あなたを抜かして、
 次に並んでいる人が先にお店の中に入ることができた
・あなたがカウンターで待っていたら、
 後から入った人のところへ先にラーメンが届いた
・あなたは、ラーメンが来るのを待っているのに、
 後から来た人は、もう食べ終えて出てしまった
・あなたが、注文をしようとしてお姉さんを呼んだのに、
 他の人のところばかりに行ってしまう
・あなたが注文したら、大将が「今作ってるから、待ってて下さい」と、
 言ったのに、売り切れてしまった
というわけで、このお店のラーメンは、売り切れてしまいました。

あなたは、食べずじまいの空きっ腹を抱えて、お店を後にします。

その際、お店の人は、あなたにあやまりました。

そして、あなたに
「また、明日来てくださいね」
と言いました。

あなたは、その言葉を信じて次の日も、並びます。
すると、また、上記のことがおこりました。

どうですか?

こんなラーメン屋さんなら、「待てない」ですよねぇ。
もう、待ちたくないですよねぇ。

「待てない」が生まれるわけです。

ですから、そういったことをしなければいいのです。

・その人の番がある
・無視しない
・小さな反応を、取り上げる
・目立つ人や、発言する人や、
 自分にとって都合のいい人だけを、大切にしない
・やりたいことを、やる機会がある

まず、このような姿勢で存在することです

もうひとつは、音楽による対応です。

音楽で、満ちること

みなさんが持っている、
・美しいものに触れたい
・ノリノリになりたい
・情緒に触れたい

そのような欲求は、誰もが持っていると思います。

音楽により満たされることと、
一人ひとり全員と向かいあっている姿勢を
知り→届き→分かり→満たされる
という段階があって、満たされると安心が生まれます。

この安心が「待つ」を生みます。
「待てない」が、「待つ」に変わります。

      ♪      ♪      ♪

「待てないですから、早くやってください」
という場合には、
「待てない」環境の中に、身を置いているために、
そのような状態が起こっているわけです。

待てないのは、セラピストのせいではありません。
そのような状態を作り出してしまっているからです。


誰だって同じだと思うのです。
そんなラーメン屋さんなら、待てないですよね(*^^)v

posted by 古市美也子 at 06:00| 千葉 🌁| Comment(0) | ☆気持ちのお話(音楽療法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月05日

あなたの思いと、みんなの思い

こんにちは。千葉の音楽療法臨床家 古市です。

あなたの周りの人が、ニコニコしている。

そんな時のあなた。
どんな気持ちになりますか?

■いつも、平常心でいられるか

周りの人の機嫌がいいと、いい気分になる。
にこにこしていたら、こちらも、うれしい気持ちになりますね。
ですから、みんなには、ニコニコしていてもらいたいと思います。

人前では、機嫌良くしているというマナーのようなものが
存在していると思います。

誰も、街中で、大声で泣き声をあげている人はいません。
それから、叫んだり、訴えたりする人もいないでしょう。

たとえば、お洋服を見に行った先では、店員さんも、
お客さんも、ニコニコしていることでしょう。

そんな中にいると、気分がいいものですね。

ですが、こんな覚えはありませんか?

上司にいじめられて、頭がパンクしそうな時。
自分の子どものことで、学校から電話がかかってきた!
理不尽な目に合った時。
誰かに、濡れ衣を着せられた時。

ハラハラしたり、怒り心頭したり。
心配ごころも、ひとしおでしょう。

そうすると、どうなりますか?

爆発しそうな頭と心。

結局、漏れてしまいます。

どうなるかというと、飲み会や、集まりや、友達などに、
頭に浮かんだことが口からついて出るでしょう。

相手に、訴えるでしょう。

■お行儀よくばかりは、してられない

そんな風になっているあなたに対し・・・

黙って聞いてくれる人
「冷静になれ」と言って、相手にしない人
無視する人
馬鹿にする人
手を打ってくれる人

いろいろな人が、いることでしょう。

冷静に、中庸でいられること。
生きてきた中で、あなたは、ずっとクールでしたか?

      ♪       ♪      ♪

ですが、音楽となると、どうしても

明るく
楽しく
賑やかに
盛り上がる

こういったことに、重点を置きがちのようです。

みんなが、そんな気分でいてくれたら、あなたもうれしいでしょう。
でも、これは、私たちのほんの一部分では、ありませんか?

作り手の様々な状況や気持ち。
ですから、いろいろな音楽があるのですねぇ。

せっかく、いろいろな音楽があるのですから、
そんな気持ちがあることを、認めてみませんか?

出していくうちに、軽減されていくかもしれませんよ。

posted by 古市美也子 at 06:00| 千葉 ☁| Comment(0) | ☆気持ちのお話(音楽療法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月07日

失敗しちゃっても、安心あんし〜ん

こんにちは。千葉の音楽療法臨床家 古市です。

ちょっと、やってみようと思ったこと。
失敗してしまいました。

そんな時、あなたはどんな気持ちになりますか。

なにかが上手く出来なかった時。

みんなに見られちゃった。
きっと、馬鹿だと思われただろうなぁ。
そんなことも出来ない人間なのかと思われちゃったかも。

失敗した自分に対して。
あ〜あ。へまやっっちゃった。残念な気持ち。

それとも、やっているうちにできるようになるや!
楽しみな気持ち。

■失敗しちゃった。みんなが、私を悪く思うよ

新しく始まったばかりのセッション。

セラピストと皆さんは初対面です。
そして、スタッフとセラピストも初対面。

初めて見た人。
この人、どんな人なのかしら?

うさんくさいかも。
どこの馬の骨かも分からないし。
あやしい・・・

そんな風に思う部分が、あるかもしれません。
なおのこと、緊張します。

周りの人に対して。

見られちゃった。
見られちゃった自分は、みんなに低い評価を受けてしまう〜

そして、見てしまったみんなも。
あの人、あんなこともできないのかしら。
非難の目つき。

自分の状態があからさまになってしまう。

■失敗しちゃった。こんな自分に嫌気がさす

みんなのことは、気にならなくても。
自分自身が、気になったりして。

こんなことが、自分はできないのか!

ガ〜ン!!!

このショックもあります。
自分が、できないことが露見する。

こんなこともできない自分。
昔は、できたのに。

今の自分の状態が、自分で分かってしまうわけです。
そんなこと、知りたくない。

■失敗体験はいけないといわれているけど

音楽療法場面中、「できない」ということが起こらないように気をつける。
『失敗体験をさせない』というものが、あります。

楽しいはずの音楽場面。
嫌な気持ちになることがあったら、嫌ですもんねぇ。

セッションが、始まったばかりの時。
嫌な気持ちが起こるようなことは、減らした方がいいかもしれません。

自分の恥がさらされるなんてところには、誰だって行きたくないですもん。

ですが、続けていくうちには、受容が生まれてきます。
すると・・・

できない場面を目にしたみんなは、

「あの人、やろうとしてる。偉いねぇ」
「今日は、のってるねぇ」
「今日は、調子がいいんだ」

続けていくと、できたりして。

みんなは、
「おっ!できた!」
「先生見た?できてるよ!」
「歌ってる。今日は、歌ってるよ!」

相手ができた場面を、見つける。(これって、すごいですよね)
自分のことのように喜んだり。

そんな中にいる自分が、失敗したとしても。

「ありゃ、できないよ。昔はできたのにさぁ」
「難しいんだねぇ」

自分で、笑っちゃったりして。
みんなも、笑っちゃったりして。

失敗しても、笑い飛ばせること。
笑っちゃって、またやってみる。

挑戦すること。

馬鹿にした笑いが起きないこと。大事ですね。
安心が生まれます。

楽しくチャレンジ。
安心が土壌です。
posted by 古市美也子 at 06:00| 千葉 ☀| Comment(0) | ☆気持ちのお話(音楽療法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月25日

どんな時だと、気持ちが出せますか?

こんにちは。千葉の音楽療法臨床家 古市です。

音楽には、メロディーやハーモニーや詩がついています。
一体どんなものを表しているでしょう。

たとえば、この歌「酒よ」
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND2055/index.html

話しかける相手は、人間でもいいのに、
お酒に向かって話しかけています。
どうしてでしょう。

それから、こんな歌「翼をください」
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=35779

翼をつけてくださいと言っています。
空ではなく、「おおぞら」に向かって飛んでいきたい
と言っています。

■恥ずかしいよ

美術館に行くと、裸の女の人の絵があります。
日本画だとしたら、行水をしていたり、
外国の絵だったら、椅子に横たわっていたり。

こっちを見ていたりして。

私たちは美術館に行くと、見ている側でいられます。

一緒に行った相手に対し、気取ったりして。
いつもは、じろじろ見たい絵でも、立ち止まらず素通りしたり。
興味がないのに、立ち止まってじろじろ見たりして。
さぞかし知っている振りをして、講釈ぶったりして。

歌う時は、洋服を着ていますが、自分が歌います。
表現する側になるわけです。

ですから一段と、
一緒にいる人たちの存在は、意識してしまうでしょう。
意識していないのに、影響を受けたりして。

表現するのだから、
自分の気持ちが外に出るでしょう。

■どんな時だと、気持ちが出せますか?

たとえば、

・じろじろ見られる
・監督される
・見張られる

こんな時。嫌ですねぇ。

そんな態度でいられなくても、

・馬鹿にされる
・さげずまれる
・笑われる
・怒られる
・否定される

こんな目に合うことなら、避けたいです。
逃げたいです。

楽しいどころの騒ぎじゃありません。

でも、そこにいなくてはならなければ、
そんな評価を受けないように、意識して気をつけます。


お母さんが厳しいと、要領がよくなる子どものように。

■どうすればいいでしょうか

鼻歌が出ちゃう時は、どんな時ですか。

・誰も周りにいない
・私の機嫌がいいことを、喜んでくれる人のみが側にいる
・気分を外に出しても、さっぱりしているから平気な相手がいる
・「下手ねぇ」「みっともない」など、批評する人がいない

あなたを大事にしてくれる人がいる時。
または、誰もいない時ではありませんか?

そうなんです。
歌える時=安心している時 なのです。

歌える環境は、安心できる環境なのです。

セラピストや働く側のみなさんが、
参加者にとって安心できる環境として存在できた時。

みなさんの歌声が、大きくなるのです。

posted by 古市美也子 at 06:00| 千葉 ☔| Comment(0) | ☆気持ちのお話(音楽療法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月11日

攻撃性と音楽活動

こんにちは。千葉の音楽療法臨床家 古市です。

あなたは、攻撃性と聞いてどんなことを思い浮かべますか?

暴れること?
殴ったり、蹴ったりすること?
物を投げたり、ところ構わず当たり散らしたり?
怒鳴ったり叫んだり、大声を上げること?
誰かを憎々しく思うこと?

あなたご自身、攻撃性があると思いますか?

イライラすると、当たり散らしちゃうよ〜。

それとも、

妻に手をあげたことなんて、あるわけないじゃん。

■私たちにもあるの〜!?

「攻撃性」は、障碍のあるなしにかかわらず、
私たち人間なら、誰もが持っているものです。

え〜!?

・・・認めなくない。

かもしれません。

ですが、あなたにもあるのです。
もちろん、私にも。

攻撃的な気持ちになること。
気持ちになるだけでなく、実際に行動に出ること。

これは、誰にでも潜在的にあるというわけです。

ですが攻撃的な気持ちになることと、
実際に行動に出ることは、違います。

でも、私たちは攻撃的な面を実は持っているのです。

ですが、それが浮かんできたら。
内面から、外に出たら・・・

物に当たり散らして壊したり。

物だけでなく、
人に当たり散らして、傷つけたり。
誰かに暴力を振るったり。

そんなことになったら、大変。

■攻撃性と音楽活動

音楽療法の効果の一つに、
攻撃性の軽減や消失があります。

これは、ご注意頂きたいのですが、頻度と継続が必要です。

「1回音楽療法を行ったので、永遠に攻撃性は出なくなる」
ということとは、全く違うのです。

このあたりを誤解される方もいらっしゃいます。

日常生活の中で、攻撃性が表に出る機会はあるでしょうか?

私たちの実生活。

ちょっと誰かが怒っただけで、

「まぁまぁ、お気を沈めて」
「まぁまぁ、穏やかに」
「もっと、大人になりましょうよ」

なあんてことになってしまいます。

ちょっとくらい、怒ったっていいのになぁと思ってしまいます。
少しずつ日常で出していると、大爆発には至りません。

日常生活では、表に出せない攻撃性。

音楽場面では、いくら叩いてもいいのです。
もちろん、楽器です。

音楽活動場面の中で、
攻撃性を外に出すことで、発散することができるのです。

大爆発が起きなくてすむのです。

発散が足りるほどの状態が生まれるには、
頻度が必要なのがお分かりいただけると思います。

■どんな結果が生まれるの?

たとえばです。

働いているスタッフや、一緒に生活している方々に対し、

「てめぇこのヤロー!!!」
と怒鳴っていた方が、

あれ?そういえば最近言わなくなったねぇ。

と、暴言と呼ばれるものが減ったり、見られなくなったり。

机を叩いたり、
傍にいる人(スタッフや、入居者さん同士など)を、
げんこつで殴っていた方が、

あれ?この頃、おとなしくなったんじゃない?

と、暴力と呼ばれるものが減ったり、見られなくなったり。

ということが起こります。

      ♪      ♪      ♪

いずれにしても、音楽療法の効果を一番よくご存知なのは、
一緒に暮らしているご家族やスタッフなのです。

日常生活において、よ〜く見ているからこそ
気づくことができるからです。

「あれ?そういえば・・・」
「あれ?どうしちゃったんだろう・・・」

こんな風に気づかれるのです。
posted by 古市美也子 at 06:00| 千葉 ☀| Comment(0) | ☆気持ちのお話(音楽療法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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